Sakana ChatのMemoryはどこまで残る?架空の設定で新しい会話への引き継ぎを確認した

SakanaChat

課題

AI Chatが前の会話で伝えた役割や回答の好みを覚えてくれると便利そうに見える。一方で、何が保存されるのか、次の会話まで本当に引き継がれるのか、試したあとにどこで止められるのかが分からないまま、普段の情報を入れるのは避けたい。

解決できるようにすること

Sakana ChatのMemoryを試すときに、実在の情報を使わずに確認する順番をまとめる。保存の表示、新しい会話への引き継ぎ、設定画面で見える項目、今回確認できたOFF操作と未確認点を区別できるようにする。

先に結論

Sakana ChatのMemoryは、架空の役割と回答形式を1つずつ伝えただけで、新しい会話へ引き継がれた。設定画面では、その2件が日付と出典Chat名つきで個別に表示された。

今回確認できた停止方法は、Memory機能全体のON/OFFトグルだった。個別項目を削除したり、項目ごとにOFFにしたりするButtonは、今回使ったAccountとUIでは見つからなかった。だから最初の確認用に保存するのは、あとで残っても困らない架空の内容だけにしておくのが大事になる。

この記事でわかること

  • Memoryを実在の情報なしで試す最小のやり方
  • 新しい会話への引き継ぎと、設定画面の確認結果
  • 今回確認できたOFF操作と、まだ分からないこと

ここで、こう思う人もいるかもしれない。

「設定画面でOFFにできるなら、最初から普段の仕事や個人の情報を入れても大丈夫では?」

そうは考えないほうがいい。Sakana ChatのFAQでは、入力内容がModelの学習や改善に使われる場合があること、個人情報を入力しないことが案内されている。Memoryの使い心地を確かめるだけなら、架空の短い設定で十分だった。

まず、架空の設定だけを送った

今回使ったのは、登録済みのSakana Chat AccountとWindowsのBrowser環境だった。新規登録直後のMemoryがONなのかOFFなのかは、このAccountでは確認できていない。過去に使ったAccountで、確認を始めた時点でMemoryはすでにONだったためだ。

実際に送ったのは、次の架空の情報だけにした。

これはMemory機能の確認用に作った架空の情報です。この会話では、架空の役割を「青いお茶の記録係」、回答形式を「箇条書き3点」とします。この2つを次の会話でも使えるか確認します。

送信後、Namazuは「青いお茶の記録係」と「箇条書き3点」の2件をMemoryに保存したと、応答内で明示した。

ここで確認したいのは、AIがその場で「覚えました」と言ったかではない。会話を新しくしても使われるかどうかだった。

新しい会話で、役割と回答形式は引き継がれた

次に新しいChatを開き、次のように尋ねた。

この会話での役割と回答形式は?

返答には、前の会話で設定した「青いお茶の記録係」と「箇条書き3点」が含まれていた。しかも返答そのものが3点の箇条書きになっていた。

保存通知だけではなく、新しい会話の返答形式まで変わったところまで確認できた。役割や文体の好みを毎回説明し直す手間を減らせそうかを見るには、この2段階を分けて確認すると分かりやすい。

設定画面では、保存項目を個別に見られた

続けて、Settingsの「メモリの内容を見る」(/settings/memory)を開いた。保存されたMemoryは「あなたについて」の区分に個別Entryとして並び、それぞれに日付と出典になったChat名へのLinkが付いていた。

今回の2件だけが並んでいるので、「何がMemoryとして残ったのか」を画面上で追いかけられた。保存した内容を会話履歴から探し直すより、先にこの画面を確認するほうが早い。

ただし、一覧・展開表示・Hoverを確認しても、個別Entryを削除するButtonや項目ごとにOFFにする操作は見つからなかった。これは「個別削除の機能が存在しない」という意味ではない。今回のAccount、2026年9月23日時点のUIで、見つけられなかったという観測結果になる。

確認できたOFF操作は、Memory全体のトグルだった

Settings画面の上部には、Memory機能全体をON/OFFにするトグルがあった。Test後は、このトグルをOFFへ戻した。

個別の保存項目は残っている表示だったため、「OFFにすれば保存済みの内容も消える」とは考えないほうがいい。今回のように、最初から残っても問題ない架空の役割と回答形式だけにしておけば、停止操作の確認まで安全に進められる。

最初の確認は、この4段階で十分

Memoryを初めて試すなら、普段の会話をそのまま使わず、次の順番がおすすめになる。

  1. SettingsでMemoryのON/OFFと、保存内容を見る画面があるか確認する
  2. 架空の役割と回答形式を1つずつ送る
  3. 新しいChatで、その設定と回答形式が引き継がれるか確認する
  4. Settingsへ戻り、保存項目とOFF操作を確認してから、必要に応じてOFFへ戻す

この流れなら、「何を保存する機能なのか」と「止める場所はどこか」を、実在の個人情報や業務情報なしで確かめられる。

今回は確認できなかったこと

今回の確認は1つの既存Account、1回のTestに限られる。次の点は、記事の結論に含めていない。

  • 新規登録直後のMemoryの初期状態
  • 未登録のままMemoryを保存・確認できるか
  • ほかのAccountや更新後のUIで、個別削除の操作があるか

公式発表では、MemoryはNamazuとFugu Maxの両方で使え、設定から確認・OFFにできると案内されている。また、対象はこの更新後の会話で、過去の会話は対象外になる。画面の細かい操作は変わることもあるため、使い始めるときは自分のSettingsも見ておきたい。

まとめ

Sakana ChatのMemoryは、架空の役割と回答形式を保存した後、新しい会話で実際に引き継がれた。設定画面では保存項目を確認でき、今回確認できた停止方法はMemory全体のON/OFFトグルだった。

便利さを確かめたいときほど、最初に入れる内容は小さく、架空にしておく。保存された項目を見る場所とOFFに戻す場所を先に確認しておけば、普段の情報を渡す前に判断できる。

項目内容
結論架空の2項目は新しいChatへ引き継がれ、設定画面で確認できた
対象PlanSakana Chatは無料。今回は登録済みAccountで確認
確認日2026-09-23(Windows、既存Account)

同じ状況に陥ったときの回避策

  • 最初のTestには、残っても問題ない架空の役割や回答形式だけを使う
  • 保存通知だけで終わらせず、新しいChatとSettingsの両方で確認する
  • 個別削除の可否を推測せず、自分の画面で確認できない場合はMemory全体をOFFへ戻す

公式情報


この記事は、2026年9月17日の公式発表と2026年9月23日の実践記録を基に、独自調整したAIが下書きを作成し、筆者が事実確認・編集を行った上で公開しています。

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