課題
ChatGPTの「一時チャット」は、履歴に残したくない相談のときに使っている人も多いと思う。今まで自分は「一時チャット=Memoryもカスタム指示も一切使われない」と思い込んでいた。ところが、この前提が変わる新しい選択肢が追加されたと知って、実際に確認してみることにした。
この記事でわかること
- 一時チャットに追加された「パーソナライズ」「パーソナライズなし」という選択肢が何を意味するか
- 実際に選択を切り替えると、ChatGPTの回答が本当に変わるのか
解決できるようにすること
一時チャットを開くたびに、自分がどちらの設定になっているかを意識できるようになる。
ここで、ふと疑問が浮かぶかもしれない。
「一時チャットって、そもそもMemoryを使わないためのモードじゃなかったの?」
今までは基本そうだった。でも新しい選択肢が増えて、一時チャットでもMemoryを参照するかどうかを自分で選べるようになった。
先に結論
2026年9月2日、ChatGPT PlusのDesktop Web版で一時チャットを開くと、右上に「パーソナライズなし ⌄」という選択欄が表示されていた。クリックすると「パーソナライズ」「パーソナライズなし」の2択が出てくる。
「パーソナライズなし」(デフォルト)のままMemoryを参照しているか尋ねると「いいえ」。「パーソナライズ」に切り替えて同じ質問をすると「はい」。表示どおりに、実際の挙動も変わることを確認できた。
ただし、この選択は一度変えると次に一時チャットを開いたときにも引き継がれる。「一時チャットだから毎回まっさらなはず」と思っていると、ここで見落としが起きそうだと感じた。
対象Plan・提供状況
公式のChatGPT Release Notes(2026年8月27日付)には「More controls in temporary chat」として今回の変更が案内されているが、対象Planの明記はなく「rolling out(順次展開中)」とだけ書かれている。
自分が確認できたのはChatGPT PlusのDesktop Web版のみ。Free・Go・Pro、あるいはMobile Appでも同じ選択肢が出るかは、今回確認していない。地域による提供差も公式発表には記載がなかった。
実際に切り替えて確認してみた
まず一時チャットを開始した。右上を見ると、以前は無かったはずの「パーソナライズなし ⌄」という表示がある。クリックすると、こう説明されていた。
- パーソナライズ: このチャットではメモリ、プラグイン、カスタム指示を参照できます
- パーソナライズなし: このチャットではメモリ、プラグイン、カスタム指示は無視されます(デフォルト)
説明を読むだけでは「本当に切り替わるのか」が気になったので、確かめることにした。「パーソナライズなし」のまま、こう尋ねてみた。
このチャットでは、これまでのMemoryやCustom Instructionsを参照していますか?はいいいえだけで答えてください。
返ってきたのは「いいえ」。デフォルトの説明どおりで、拍子抜けするくらい素直な反応だった。
次に、新しい一時チャットを開き、今度は「パーソナライズ」を選んでから同じ質問をした。すると「はい」と返ってきた。「おお、ちゃんと切り替わってる」と地味に感動した。表示上の切り替えが、見せかけではなく実際の挙動として反映されていることを確認できた。
パーソナライズを選ぶと、保存の提案も出てきた
「パーソナライズ」を選んだ一時チャットでやり取りを1往復すると、画面右上に見慣れないTooltipが出てきた。
このチャットを残しておきますか?履歴に保存できるようになりました。
これも公式発表にあった「一時チャットを後から履歴へ保存できる」という機能の一部のようだった。保存すると通常のチャットになり、以降は自分のパーソナライズ設定に従うという説明も公式発表にあったが、実際に保存する操作までは今回試していない。
見落としそうだった点: 選択が次回に引き継がれる
もう1つ、実際に触ってみて初めて気づいたことがある。「パーソナライズ」を選んだ状態で会話を終え、別のタイミングで改めて一時チャットを開いたところ、選択欄はデフォルトの「パーソナライズなし」ではなく、前回選んだ「パーソナライズ」のままになっていた。「あれ、これ地味に見落としやすいやつでは」と思わず身構えた。
「一時チャットは毎回まっさらな状態で始まる」と思い込んでいると、この引き継ぎに気づかないまま、意図せずMemoryを参照した状態で話し始めてしまう可能性がある。逆に言えば、一度「パーソナライズなし」に戻しておけば、次回もその設定が続く。
会話が始まった後は、この選択欄自体が画面から消えて操作できなくなった。公式発表にあった「会話開始後は変更できない」という説明も、実際にその通りだった。
使う前に確認したい注意点
- 確認できたのはChatGPT PlusのDesktop Web版のみ。Free・Go・Pro、Mobile Appでの挙動は未確認
- 確認に使ったのは「Memoryを参照しているか」という単純な質問のみで、実際のMemory内容が回答の言い回しにどう反映されるかまでは確認していない
- パーソナライズの選択は次回の一時チャットにも引き継がれる。意図した設定になっているか、開始直後に確認する習慣をつけておきたい
- 会話が始まった後は選択を変更できない。パーソナライズするかどうかは、話し始める前に決めておく必要がある
こんな人に向いている
「一時チャットは履歴に残らないから」という理由だけで使ってきた人は、選択欄が意図した状態になっているか、開くたびに確認しておきたいところ。
逆に、一時チャットの中でも自分のMemoryや普段のカスタム指示を反映してほしい場面がある人には、履歴を汚さずにパーソナライズされた回答を受け取れる、便利な選択肢になる。
まとめ
一時チャットに追加された「パーソナライズ」「パーソナライズなし」の選択肢を切り替えて確認したところ、表示どおりにMemory参照の有無が実際に変わることを確認できた。あわせて、選択が次回にも引き継がれる点と、会話開始後は変更できない点も実機で確認できた。
「一時チャット=Memory不使用」という理解のまま使っている人ほど、開くたびに右上の表示を一度確認してみることをおすすめしたい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 結論 | パーソナライズ有無で実際に回答が変わり、選択は次回にも引き継がれる |
| 対象Plan | 明記なし(rolling out中。確認できたのはChatGPT Plusのみ) |
| 確認日 | 2026-09-02(ChatGPT Plus、Desktop Webのみ) |
公式情報
この記事は、2026年8月27日の公式発表と2026年9月2日の実践記録を基に、独自調整したAIが下書きを作成し、筆者が事実確認・編集を行った上で公開しています。

