ChatGPTの無料版が無制限に。でも実際に触ったら『今のModelが何か』は分からなかった

ChatGPT

課題

ChatGPTのニュースを定期的にチェックしているつもりだったのに、「無料版のテキストChatが無制限になった」という発表に、1か月以上気づいていなかった。しかも発表を見つけたきっかけも、いつもの確認方法では公式ページ自体が開けなくなっていて、別の手段でようやく辿り着いたという、ちょっと情けない経緯だった。

せっかく見つけたので、発表を読んで終わりにせず、実際に無料版のAccountで触って確かめてみることにした。

この記事でわかること

  • ChatGPT無料版で何が変わったと発表されたのか
  • 実際にFree Accountで触ってみて、発表どおりだった点・発表だけでは分からなかった点

こう思う人もいるかもしれない。

「無料版がGPT-5.6 Lunaってモデルになったなら、いま自分が話してるのがそれかどうか、画面を見れば分かるんでしょう?」

実はそうでもなかった。無料版の画面には、そもそもModel名を確認できる場所自体が見当たらなかった。

先に結論

2026年8月6日、OpenAIがChatGPTの無料版(Free・Go)向けに、既定Modelの更新と利用条件の変更を発表していた。無料版のテキストChatを無制限にし、難しい質問向けの「思考」ボタンを新しく追加する、という内容だった。

自分は普段ChatGPT Plusを使っているため、無料版の挙動を確かめるには別のFree Accountが必要だった。実際にログインして触ってみると、「思考」ボタンは確かに存在して、オンにもできた。雑学や簡単な計算をまとめて13問ほど、数分間立て続けに聞いても、利用の上限に引っかかることはなかった。

ただ、意外だったのは「今どのModelと話しているか」を確認する方法が、画面のどこにも見当たらなかったこと。発表文には具体的なModel名(GPT-5.6 Luna)が書かれているのに、実際の画面はそれを一切表示しない作りになっていた。

何が発表されたのか

OpenAIの公式Release Notesによると、2026年8月6日付の発表は次のような内容だった。

  • 無料版(Free)・Go向けの既定Modelを、更新版の「GPT-5.6 Luna」へ切り替える
  • 発表の翌週から、テキストでのChatを無制限にする
  • 難しい質問のときに使う「思考」(Think)ボタンを新しく追加する。ただし濫用を防ぐための制限は別途あるとのこと
  • File添付や画像生成など、Chat以外の機能の利用上限はこれまでどおり別枠のまま
  • この変更が対象になるのはChatの部分だけで、長時間タスクをこなす「Work」やCodexは対象外

課金しているPlusやProのUserには関係がなさそうに見えるが、実はPlus・Pro向けにも同じタイミングで、更新版の「GPT-5.6 Sol」という別Modelが提供されるとも書かれていた。今回は無料版側の変更に絞って確認することにした。

なぜ1か月以上気づかなかったのか

正直に書くと、この発表を見つけたのは発表から1か月以上経った後だった。定期的にニュースをチェックする中で、いつも見ているChatGPTの更新情報ページ自体が、この日はうまく開けなかった。仕方なく別の方法(過去の保存Pageを見られるWebサービス)で確認したところ、そこで初めてこの発表の存在に気づいた形になる。

「え、1か月も見逃してたのか」というのが正直な感想だった。無料層への影響が大きい発表なだけに、もっと早く気づけていればと思う反面、今回のように後からでも見つけて確かめる意味はあると考え、記事にすることにした。

実際に確認してみた

環境

  • 2026年9月10日、Windows上のGoogle Chrome
  • 普段使っていない、既存のChatGPT Free Account(無料版)でログインして確認した
  • ログイン自体は自分で行い、その後の画面操作(Model表示の確認、ボタンの操作、質問の送信)はAIに任せてみた。もともとの会話履歴には触れず、新しいChatを1つ開いてそこだけで試している

Model名はどこにも表示されなかった

まず画面全体を見回してみたが、「GPT-5.6」や「Luna」といったModel名の表示は見つからなかった。Plusなど有料版でおなじみの、Modelを選ぶメニューのようなものも無料版には存在しない。

発表文にはModel名がはっきり書かれているのに、実際の画面はそれを意識させない作りになっている。「無料版はそもそもModel名を気にしなくていい」という設計なのだろうと思うが、裏を返せば、今使っているのが本当に発表どおりのModelなのかを、画面だけで確かめる方法は無いということでもある。

「思考」ボタンをオンにしてみた

入力欄の横に「思考」というボタンがあった。押してみると、「より賢い回答を得る」という説明とともに、案内が表示された。文言には「ChatGPTの思考力を高め、特に複雑な質問にもより賢く回答できるようにします」とあり、「オンにする」を選ぶと、その場でボタンが有効な状態に切り替わった。

同じ案内には「研究レベルの知能を使うにはPlusにアップグレード」という文言も添えられていた。基本的な「思考」機能自体は無料でも使えるが、そこからさらに踏み込んだ性能を求めるとPlusへの誘導が待っている、という構成になっている。「無料でThinkボタンが使える」だけを見て期待しすぎると、この段差に気づいたときに肩透かしを食らうかもしれない。

何度聞いても止まらなかった

新しいChatを開いて、雑学や簡単な計算問題を数分間、続けて聞いてみた。最初の数往復で切り上げようかとも思ったが、念のためもう少し数を重ねてみることにして、最終的に13問前後を立て続けに送った。

結果、利用の上限を知らせる警告は一度も出てこなかった。発表にあった「無制限」という言葉どおりの動きに見える。

ただし、これはあくまで数分間・十数往復という範囲での話。1日を通して使い倒した場合や、何日にもわたって使い続けた場合にどうなるかまでは、今回の範囲では確かめきれていない。

File添付や画像生成の上限は、あえて試さなかった

発表文には「File添付や画像などの利用上限は、これまでどおり別枠」と書かれている。この部分も実際にどのくらいで制限に達するのか確かめたい気持ちはあったが、画像生成を繰り返すと無料枠を消費してしまうため、今回はやらないことにした。

ちょうど、過去に無料版で画像生成をしていたときの記憶を思い出した。生成を重ねていたら「しばらく待てば、また生成できるようになる」という趣旨のメッセージが出たことがあり、そのときの生成枚数はおよそ30枚くらいだったと思う。ただしこれは正確に数えていたわけではないので、はっきりした回数としては言い切れない。あくまで「そのくらいの感覚だった」という程度の記憶として書いておく。

気づいた点・気になった点

発表どおりだった点

  • 「思考」ボタンは確かに存在し、無料版でもオンにできた
  • 数分間・十数往復のやり取りでは、利用上限の警告は出なかった
  • File添付や画像生成は、これまでどおり別枠の機能として扱われていた

気になった点

  • 今使っているModel名を、画面から確認する方法が見当たらなかった
  • 「思考」ボタンの案内には、基本機能とは別にPlusへの誘導が併記されていた
  • 無制限という言葉の検証は、数分間・十数往復という範囲にとどまる。1日を通した挙動までは確かめていない
  • File添付・画像生成の具体的な上限回数は、今回は確かめていない

こんな人に向いているか

普段からChatGPTの無料版を使っていて、「最近やり取りの回数を気にしなくてよくなった気がする」と感じている人には、答え合わせになる内容だと思う。「思考」ボタンが目に入って気になっていた人にも、実際どんな案内が出るのかの参考になるはず。

一方、「今のChatGPTがどのModelで動いているか厳密に把握したい」という人には、無料版のUIだけでは物足りない。そこを重視するなら、Model名がはっきり選べる有料版を検討したほうが早い。

現時点の判断

2026年9月10日、Free Accountで確認した範囲では、無料版のテキストChatが無制限になったことと、「思考」ボタンが追加されたことは、どちらも実際の画面で確認できた。一方で、Model名を画面上で確認する手段が無いこと、File添付・画像生成の具体的な上限は今回確かめていないことは、先に断っておきたい。

利用条件は今後も変わっていく可能性があるので、実際に試すときは最新の公式情報もあわせて確認してほしい。

項目内容
結論無料版でも思考ボタン・無制限Chatは実際に使えたが、Model名は画面のどこにも表示されない
対象PlanFree・Go(Plus・Proは対象外の変更)
確認日2026-09-10(ChatGPT Free Account)

公式情報


この記事は、2026年8月6日の公式発表と2026年9月10日の実践記録を基に、独自調整したAIが下書きを作成し、筆者が事実確認・編集を行った上で公開しています。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました