SNSを始めるだけなのに、なぜ『担当の分類』から作り直すことになったのか

AI活用術

課題

複数のアプリやサービスを個人で運営していると、新しく何か(SNS運用など)を始めるとき、「それは誰が、どの位置づけで担当するのか」を決めないまま、なんとなく始めてしまいがちになる。後から振り返って整理し直すより、始める前に位置づけをはっきりさせておいた方がいい場合もある。

この記事でわかること

  • 複数の事業を運営している中で新しいことを始めるときに、担当や位置づけを先に整理しておく考え方
  • 計画の途中で前提条件(外部のルール等)が変わることがあるという心構え

解決できるようにすること

複数のアプリとこのBlogを運営している中でSNS運用を始めようとしたところ、担当分類の空白、プラットフォームの選び方、外部制度の変更、独立して管理すべきかどうかの判断まで、一つずつAIと一緒に整理していった経緯を紹介する。

本文

アプリの紹介ページ作業のついでに、担当の空白が見つかった

自分は複数のモバイルアプリとこのBlogを運営していて、それぞれの事業をまたいだ方針決定は、また別の場所(経営管理用のメモ)でAIと一緒に整理している。あるアプリの紹介ページを作る相談をしていたとき、「SNS運用の方針決めは、アプリ側の場所とこの経営管理用の場所、どちらが適切か」という疑問が浮かんだ。

AIに確認してもらったところ、思わぬことが分かった。新しいアプリを始めるかどうかを判断する担当分類はあるのに、「もう公開しているアプリの集客・SNS運用」を担当する分類が、そもそも存在していなかった。

空白を埋めてから、SNS運用の検討を始める

この空白をAIから報告され、担当分類を整理することにした。新しく「集客・マーケティング施策」という分類を追加してもらい、これでようやく、SNS運用の検討を正式に始められる形が整った。

どのSNSを使うかは、「伸びしろ」より「作業の相性」で選んだ

次に、どのSNSやサービスを使うかを決めることになった。単純に「話題になりやすいか」だけでなく、投稿を作る手間と、自分たちが想定している進め方(AIが下書きを提案し、自分が確認して投稿する)との相性を基準に比較した。

動画中心のSNSは伸びしろが大きい一方で、毎回の撮影・編集の手間がかかる。文章と画像中心のSNSの方が、想定していた進め方に合うと判断し、文章と画像中心のSNSを選んだ。

収益の仕組みを考えていたら、土台の制度が変わっていた

SNSでの発信を、アプリやこのBlogへの入り口としてだけでなく、それ自体の収益源にもできないか、という設計も進めることになった。ところが、この設計の途中で、利用予定のSNS側の収益の仕組み自体が、以前の制度から新しい制度へ切り替わっていたことが分かった。

新しい制度の対象範囲がこれまでと同じとは限らず、AIが手伝って作った投稿がどう扱われるかもはっきりしない。そこで、それまで前提にしていた収益の見込みを、そのまま保証のように扱わないよう、記述を見直すことにした。せっかく設計を詰めていたところに、土台からの変更が入った形になる。

時間の取り合いは、なんとなく決めずにはっきりさせる

新しいSNS運用に時間を割くと、これまでBlog制作に使っていた時間を圧迫する可能性もある。この点についても、「Blogの時間を少し移してみる」という案と、「今の時間配分のまま、出来事があったときだけ発信する」という案の両方を並べて、まだ決めていないという状態をはっきりさせた。なんとなく始めてなし崩しに時間配分が変わる、という事態を避けたかった。

「専用の場所を作るべきか」も、基準に照らして判断する

最後に、SNSの投稿量が増えてきた場合に、これを専用の別の場所(独立した管理単位)として切り出すべきかどうかも検討した。ここでも「なんとなく」ではなく、既に決めていた切り出しの基準(専任の担当が必要か、権限を分ける必要があるか、独立した作業の流れが必要か)に照らして確認した。

確認した結果、今の時点ではどの基準にも当てはまらなかった。専任の担当は不要で、AIが下書きを作り自分が投稿するだけで回せていて、権限を分ける必要もない。そのため、専用の場所を作るのは今回は見送ることにした。

まとめ

今回の一件は、SNSを始めるという一見単純な作業が、担当の空白発見、選び方の基準づくり、外部制度の変化への対応、時間配分の明確化、独立管理の要否判断という、いくつもの整理作業を伴った話だった。なんとなく始めていたら、担当の空白にも、制度の変化にも気づかないまま進めてしまっていたかもしれない。

項目内容
結論複数の事業を運営している中で新しいことを始めるときは、担当・基準・前提条件を先に整理しておくと、後からの手戻りを防げる
教訓「なんとなく」で済ませず、既存の判断基準に照らして確認する。前提条件は途中で変わることがあるので、確認したら記録を更新する
対象読者複数の事業やプロジェクトを個人で運営している人、新しい取り組みを始める前に整理をしたい人

同じ状況に陥ったときの回避策

  • 新しいことを始める前に、それが既存のどの担当分類に当てはまるかを確認する。当てはまらなければ、始める前に分類を整理しておく
  • 外部のサービスやプラットフォームに関わる計画は、制度が途中で変わっている可能性を念頭に置き、設計の途中でも最新情報を確認し直す
  • 「専用の管理単位を作るべきか」のような組織上の判断は、あらかじめ決めておいた基準に照らして確認し、なんとなくで決めない

この記事は、筆者が実際に運営している複数のモバイルアプリ・Blogの経営管理記録(2026年9月6日〜7日)を基に、独自調整したAIが下書きを作成し、筆者が事実確認・編集を行った上で公開しています。

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