新しい技術的な興味が湧くたびに、なぜ『今の事業とは別』と線引きしていたのか

AI活用術

課題

複数のアプリやサービスを運営していると、作業の合間にふと別の技術的な興味が湧くことがある。「これも面白そうだからやってみたい」という気持ちに任せて手を広げていくと、今すでに動かしている事業の時間や集中力が削られてしまう。かといって、興味自体を全部無かったことにするのはもったいない。

この記事でわかること

  • 新しい技術的な興味が湧くたびに、今の事業を圧迫せずに扱う考え方
  • 「いつか本格的に始めるかどうか」を判断するための、具体的な基準の作り方

解決できるようにすること

複数のアプリとこのBlogを運営している中で、約3週間の間に次々と浮かんだ新しい技術的な興味を、そのつど同じ原則で「今の事業とは別枠」として整理していった経緯を紹介する。その原則の1つが、後になって「格上げする」判断にも使われた話も合わせて紹介する。

本文

1つ目の興味を、まず「別枠」に置く

ある日、仕事とは別の技術的な関心から、あるデータベースを作る個人的なテーマを書き留めた。書き留めた時点で、これを今運営している事業の週の作業時間には含めない、事業の管理表にも載せない、事業の資源配分の判断にも影響させない、という線引きをはっきりさせておいた。

2つ目の興味にも、同じ線引きを当てはめる

しばらくして、また別の技術的な興味(ロボットを使った自動化のテーマ)が浮かんだ。これも、今運営している2つの事業のどちらにも属さないことを確認したうえで、1つ目と全く同じ基準で「個人の時間で進める探索」として扱うことにした。

同じ約3週間で、似たような興味がさらに何度も浮かんだ

振り返ってみると、この約3週間の間に、姿勢を確認するアプリの構想、身体の変化を記録するアプリの構想、動きを生成する技術の検証、それに仕事で触れた別分野の技術テーマまで、似たような技術的な興味が次々と浮かんでいた。そのたびに、同じ原則――今運営している事業の時間配分・管理表・資源配分には影響させない――を繰り返し当てはめていった。

こう思う人もいるかもしれない。

「そんなに次々と興味が湧くなら、いっそ全部同時に始めてしまえばいいのでは?」

実はそれをやると、今動いている事業の時間が確実に削られる。だからこそ、「気になったことは記録して残すが、今の事業には手を出させない」という一線を、都度はっきりさせておく必要があった。

1つの興味が、条件付きで「格上げ」される

ただし、全部をずっと「別枠」のままにしていたわけではない。2つ目の興味(ロボットの自動化テーマ)については、Blogの記事の材料としても使えそうだと分かってきたタイミングで、正式な管理単位として格上げするかどうかを検討することになった。

格上げする場合も、なんとなくではなく条件を先に決めた。1つは、今運営している2つの事業とは別枠(内部の研究開発扱い)にとどめ、3つ目の正式事業にはしないこと。もう1つは、今の2つの事業の時間配分を削るのではなく、あくまで個人の時間の枠内で進めること。この2つの条件をはっきりさせたうえで、格上げを認めることにした。

デジタル商品の話でも、同じ線引きの考え方を使った

似た考え方は、別の場面でも役に立った。今の事業とは別に、新しくノウハウをまとめたデジタル商品を作って収益源にできないか、という検討をしたときのこと。まだ需要があるかどうかも分からない段階で作り始めると、ただでさえ限られている作業時間がさらに分散してしまう。

そこで、新しいデジタル商品を今すぐ作ることはせず、今運営している事業から得られる知見を積み重ね、実際に同じ悩みを繰り返し聞くようになったり、需要が確認できたりした時点で、初めて再利用できる部分を小さく切り出す、という方針にした。ここでも判断基準は同じで、「実証も需要も無い段階で手を広げない」だった。

まとめ

今回の一件は、次々と湧いてくる技術的な興味を、その都度同じ基準で「今の事業とは別」と線引きし続けた話だった。線引きは一度決めて終わりではなく、新しい興味が出てくるたびに繰り返し当てはめる必要があった。そして、その同じ基準があったからこそ、後になって条件付きで格上げする判断もぶれずにできた。

項目内容
結論新しい技術的な興味は、記録して残しつつも、今の事業の時間・資源配分には影響させないという線引きを、都度繰り返し適用する
教訓線引きの基準を先に決めておくと、後で「格上げすべきか」を判断するときにも同じ基準がそのまま使える
対象読者複数の事業やプロジェクトを個人で運営している人、次々と湧く新しいアイデアの扱いに悩んでいる人

同じ状況に陥ったときの回避策

  • 新しい技術的な興味が湧いたら、記録だけはしておき、今動いている事業の時間・管理表・資源配分には影響させないと最初に決めておく
  • 「本格的に始めるべきか」を判断する基準(別枠で扱うか、時間配分をどこから確保するか等)を、興味が湧くたびにではなく、あらかじめ決めておく
  • 実証や需要が無い段階での新しい商品化・事業化は急がず、今の事業から得られる知見が積み重なるのを待つ

この記事は、筆者が実際に運営している複数のモバイルアプリ・Blogの経営管理記録(2026年8月7日〜25日)を基に、独自調整したAIが下書きを作成し、筆者が事実確認・編集を行った上で公開しています。

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